ハワイのお土産といえば、コーヒーにマカダミアナッツと誰もがイメージするでしょう。
私達のビジネスの原点は日本の地域社会貢献型の医療サービスでありますが、医療も時代の流れと共に
少しづつ 変化し、治療から予防や未病へとシフトして来ております。
その様な中で、私達は医療現場から離れ、健康のあり方をより広い視点から考えていく必要性を感じました。そして、行きついたのが、農業プロジェクトでした。
それではなぜマカダミアナッツにこだわったのか?
その訳は食品としても美容オイルとしてもたぐいまれなアンチエイジング効果の高い我々人間にとっては100点満点に近いオイルだからです。
つまり、マカダミアナッツはアンチエイジングや美容を専門とする私達に最も合致した植物なのでした。
このホームページを通じて日本人医療従事者である私達がマカダミアナッツの素晴らしさを世界に発信するとともに、ハワイ島の現地情報もお届け出来れば幸いです。
マカダミアナッツとは?
オーストラリア、南アフリカ、ブラジル、ハワイ、ケニア、コスタリカに生息する樹木
分類 | ヤマモガシ科マカダミア属 |
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主な品種 | インテグリフォリア種:キアウ、カウー、ケアホウ テトラフィラ種:マルーチー ハイブリッド種:バーモント、ネルマックII、レノウン など |
なぜハワイにマカダミアナッツ?
当時のハワイ王国で栽培が盛んだったさとうきびの防風林用として1880年代始めに
ハワイに移植されました。
その後食用としての価値が明らかになると、1920年以降、ハワイ大学が商業生産のため、
品種改良や栽培方法の研究を進めます。
農園の免税措置の政策も後押しになり、1950年代には大規模農園が誕生。
マカダミアナッツ・チョコの生みの親は日系人!
ハワイのマカダミアナッツ・チョコレートのメーカーとして有名な「ハワイアンホースト」は
マウイ島出身の日系3世、タキタニ・マモル夫妻が、1927年創業のホノルルの菓子店を1960年に買収して
始めたもの。彼らがマカダミアナッツとチョコレートの相性が良いことに気づき、
売り出したこの商品が徐々にヒット。70年代には、ハワイ土産の定番になりました。
栄養価の高さ
コレステロールゼロ
マカダミアナッツオイルは、すべての植物油のようにコレステロールゼロ。そして、糖質ゼロ。
一価不飽和脂肪酸が8割を超え、オリーブオイルなどのオイルと比べてもかなり高い割合を
占めます。中でも、悪玉コレステロールを減らし、血管を健康に保つといわれているオメガ7の
パルミトレイン酸の含有量が多いのが最大の特徴。パルミトレイン酸は加齢とともに減少するので
積極的に摂りたいところ。
パルミトレイン酸
パルミトレイン酸は、人の皮脂にも約1割含まれている脂肪酸です。インスリンへの感受性を高めてくれる
効果が期待され、高血糖や糖尿病予防にもなるのではといわれています。
パルミトレイン酸の血中濃度が高いほど、糖尿病の発症結果が低いという研究結果もあります。
また、血管を強化する働きもあり、高血圧や脳卒中予防にも効果があるとされています。
さらに、最近の研究では肝臓機能の改善に効果があるというものや、抗炎症作用を高める働きが見込める
研究結果も。満腹感を高め、食欲を抑えてくれるので、ダイエット効果も期待できるとする調査もあります。
ファイトケミカル
植物に含まれる、ファイトケミカルは抗酸化作用が高く、その有効成分が様々な症状に効果が
期待されています。マカダミアナッツに含まれているファイトケミカルは以下です。
・アントシアニジン
・プロアントシアニジン
・レスベラトロール
ビタミンE(脂溶性ビタミン)
マカダミアナッツオイルに含まれている脂溶性ビタミンはビタミンE。抗酸化作用が高く、
オイルの酸化を遅くしてくれる効果もあります。動脈硬化や貧血にも効果が望めます。